花粉症対策には免疫力や食べ物の改善が密接に関係している

長文です
 
ああまた花粉症の季節が訪れたな・・・
もうやんなっちゃうよ・・・
という感じに思う人はいるでしょう。
 
花粉が舞う季節になると本当に
辛いですよね、このページにきてくれた
あなたもおそらく花粉症を患っていて
和らぐ方法ないかなと調べたからこそ
たどり着いたのだと思います。
 
目次から気になるところを
タップするとひとっ飛びしますので
是非ご覧になってみてください。
 

質問

今回のテーマは花粉症ね
俺たちがざっとこの記事を
読んだけど、まだまだ
訪問者にわかりやすい
というレベルには
遠いぞこりゃ・・・

通常2

まあまあそういわないの
最初から完璧に仕上げてたら
話題になってるわよ

笑顔

まあそうだね・・・
今後も訪問者のために
わかりやすく改良を
してくれることを願うわ

笑顔2

今回も長い文章だから
何を伝えられるのか
楽しみだわ



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そもそも花粉症ってなんぞや?


花粉自体、もともと人間にとって
有害なものではないと言われている
 
花粉症を患っていると納得は
いかないでしょうが、じゃあどうして
花粉症なんてものがあるのか?
 
それは、あなたの体がこの無害な花粉を
有害で異物だと判断してしまい体が
『こいつ(花粉)は早く体から
追い出さないといかん!』

このように体が反応して
・鼻水が出る、つまる
・目のかゆみ
・喉がおかしい、口の中が渇く
・皮膚がかゆくなる

といった症状が出てくるのです
いわば、体の防御反応だと考えてください。
 
じゃあどうして花粉を
有害で体内に入ると異物
という判断をしてしまうのか?
それには、ある免疫細胞が関係する
『IgE抗体』
このように言われている免疫細胞がある。
 

IgE抗体が関係する理由

IgE抗体と花粉は大きく関係していて
花粉症の人の場合
花粉が鼻や喉から体内に侵入すると
『異物が侵入した!IgE抗体増やして!』
という司令を体は出して
IgE抗体が増えていく。
 
それから体内に侵入した
花粉VSIgE抗体
という戦いが起こります。
 
この戦いを繰り広げている間に
免疫細胞からある物質が分泌される
それが、ヒスタミンという物質
これこそが花粉のアレルギーを
引き起こしている犯人
でもあるのです。
 
このヒスタミンが体内の血管や皮膚に
くっついて、上記症状が現れる。
 
この体の状態って異常で
『免疫機能は働いているんだけど
それがすごく働きまくって
自分の体にまで負担をかけている状態』

なのです。
 
じゃあこのIgE抗体の発生を
抑えたらいいんじゃないの?
って思うはずです、それに期待が持てる
食材があるのですが
後述させていただきます。
 
花粉症の簡単なメカニズムは
わかってもらえたかと思いますが
花粉の他にも気をつけないといけない
物質というものがあります。
 
というよりも、これらがあるからこそ
花粉症なるものが激増しているのでは?
そう考える人もいるくらいです
次項ではその事について記していきます。
 

花粉の他に化学物質等も花粉症と関係する説

大きく分けると以下の2つの花粉を
よく耳にすると思います
・スギ花粉(花粉症の8割を占めるという)
・ヒノキ花粉

 
林野庁のデータになりますが
我が国の森林というのは国土の約7割と
言われていて、そのうちヒノキやスギは
人工林と呼ばれている。
 
これらは木材需要に
対応するために造林されている
その数は森林面積の約4割です。
 
その結果、スギやヒノキが多く植林され
すくすくと成長していくと
30年後には、花粉が飛散する。
 
また、スギは需要があり安価
ということもあり、植林も積極的です
おそらく今後も減ることはないでしょう
(一説には年間1600万本も植林されている)
 
花粉の飛散量が増えたから
というのも、花粉症の一つの原因と
考えられていますが、もう1つ考えられる
原因があるのです、それが化学物質。
 
化学物質がなんで関係あるの?
と思われるでしょうが
あなたはこう思ったことないでしょうか?
『どうして過去の日本は
花粉症患者が少なかったのか?』

 
どなたかはきっと考えたことが
あると思います、不思議ですよね?
過去もきっと花粉が飛散していたでしょう。
 
しかしそこには、化学物質があまり
存在していなかった
化学物質というのは、一部ですが
・PM2.5
・排気ガス
・微細粒子
・タバコの煙に含まれる物質

残念ながら、生活をしていると
これらを避けることはできません。
花粉症 化学物質
 
花粉には反応しなかった人でも
これらの化学物質が、花粉と一緒に
体内に入ってくると
アレルギー反応を起こす
という人も中にはいらっしゃるはず。
 
ここ10年の花粉症患者激増の裏には
おそらくこういう事も関係している
という説もある
のです。
 
4年ほど前に
埼玉大学工学部が、花粉症と大気汚染の
原因物質との関連性を科学的に解明した
記事がありましたので、気になる場合
是非ご覧になってみてください。


 
以上のことを踏まえると
こんな考えが出てこないでしょうか?
『実は花粉が、花粉症の原因ではなく
花粉にくっつく化学物質を体外へ
排除しようとする、人間にとって
当たり前の防御反応なのではないか?』

 
まさかの原因の可能性
といったところでしょうが
このようなことも頭の片隅に
置いておくと良いかもしれません。
 

飽食の時代だからこそ、食べ物も見逃せない

花粉、そして化学物質
さらには食べ物も見逃せません。
 
花粉症 悪い食べ物
はい?食べ物?
そうですよね、そう思うのは普通です。
 
現代は飽食の時代と呼ばれていて
お腹が空いたらいつだって
食べたいものを食べられます。
 
しかし過去はどうだったでしょうか?
食べたい時にたべたいものを・・・
なんていうのは、ほぼ無理でした。
 
ここにポイントがあって
現代の食って、様々な添加物など
過去の日本人が摂取してこなかったもの
これらが多く含まれております。
 
この添加物などが多く含まれた
食べ物を摂取することで
添加物を排出させないといけない
体に害なわけですから。
 
となると、体の排出する力というのは
そっちに手がいっぱいになってしまい
本来の化学物質や、花粉などを
排出する事が難しくなってしまう。
 
そのせいで、体内に花粉や化学物質が残り
花粉症になる、もしくは花粉症が
全然治らないという状態になるのです。
 

花粉とよく似た構造をした食べ物に注意

なんのことを言っているのか?
不思議に思うでしょうが、どういう意味か
説明していきますね。
 
例えばあなたがハンノキの花粉に反応し
花粉症になっているとしましょう。
 
ある日、たまたまお友達、もしくは家族から
さくらんぼをプレゼントされたとする
そしてあなたはさくらんぼを食べた。
 
すると、花粉症と同様の症状が出てきた
一体どうして・・・ここに秘密があって
『ハンノキとさくらんぼのアレルギーを
起こす構造がそっくり』

ということもあるため、免疫細胞も
ハンノキだと思ったら、さくらんぼだった
という感じに騙されてしまい
花粉症と同様の症状が出てしまうのです。
 
ハンノキとさくらんぼ以外にも
ハンノキ シラカバの花粉と
りんご、もも、いちご
なし、ビワ、キウイ
さくらんぼ、くるみ、もやし

これらは構造が似ている。
 
カモガヤなどの花粉と
スイカ、じゃがいも、オレンジ、トマト

これらは構造が似ている。
 
ブタクサの花粉と
メロン、ズッキーニ、きゅうり

これらは構造が似ている。
 
花粉が多く飛び交い
アレルギー症状がひどいと
これらの果物を摂取することで
アレルギーを引き起こすことがあるのです。
 
それではこの章の簡単なまとめを
下記にておさらい。
 

花粉症のメカニズム


花粉症の原因は、花粉であるという
わけではなく、花粉に付着している
化学物質等が体内に侵入することで
それを排出するために
アレルギー反応が起こっている。
(もちろん、花粉に過剰に反応する人も
中にはいるかと思われる)


 
花粉や化学物質の排除がうまくできない


そのため
花粉や化学物質を体外へ排除するという
作業に体は使われてしまっている。
 
これは体の防御反応として
当たり前の事なのですが
体外に排出させることを遅らせるのが
食べ物に含まれる添加物などの物質。
 
数十年前の過去には存在しなかった
物質を排除するという
新たな作業が増えてしまい
肝心の花粉や化学物質などの排出が
うまくできないため
体は限界を超えてしまって
アレルギー反応を出してしまうのです。
 
また、花粉と食べ物の中には
アレルギーを起こす構造が似ている
ものもあるため、要注意。


 
次項では、花粉症対策編に入ります
まずは身近な対策
・マスクや空気清浄機などの外からの対策
・食事などの体の内側からの対策

このあたりを記していきます。
 

花粉侵入を防ぐための外からの対策

まず外出時
身近に防ぐ事で、マスクなどの道具を使用し
花粉を体内に侵入させない方法があります。
花粉症対策 マスク
 
しかしマスクをしていても
付け方によっては隙間ができてしまい
結果的に花粉が侵入する
それを少しでも防ぐために
マスクを使用します。
 
そのマスクに一工夫加え
ガーゼを使います、マスクの前に
ガーゼをつけるという感じですね。
 
ガーゼをマスクの大きさにまず折る
1 ハンカチ位の大きさのガーゼを用意
2 ガーゼを左右3つ折りにする
3 上下に3つ折りする
4 マスクの内側にガーゼを付け
  マスクを装着

 
これだけなのですが
守って欲しいポイントがあります。
 
それはガーゼを一度洗うことなのです
新品のガーゼというのは
繊維がきれいに並んでいて
空気の通りも邪魔されることなく
通っていきます。
 
それと同様に花粉も
空気に混じっているため
邪魔されることなく体内に侵入しやすい。
 
なので一度ガーゼを洗うことにより
この繊維がきれいに並ばないようになり
空気の通り道も乱れてしまう。
 
すると花粉も、通り道が乱れているため
簡単に空気に乗り、体内に侵入することが
難しくなるというものです。
 
最近テレビ番組で紹介された
新たなマスクの付け方があります
是非参考にしてください


 

外出時から自宅へ戻った時は空気清浄機を活用

玄関に空気清浄機を
設置しておくのが理想かと思います。
 
そうすることで
衣服を手ではらったりしたら
花粉や花粉につく有害物質も落ちる
そしてそれを
空気清浄機が吸い込んでくれる。
 
コートなどもバサバサとはらえば
空気清浄機が稼働しますので
しばらくその場にハンガーなどに
かけておいておき
空気清浄機が静かになったら取りに行き
手入れをしたりすることが
いいかと思います。
 
私はこちらの空気清浄機が
おすすめだとは思います。

 

鼻うがいも有効であるが・・・

花粉症 鼻うがい
鼻うがいをする時に気をつけることは
水道水で行わないことです。
 
刺激が強いし、日本の水道水は
塩素やトリハロメタンといったものを
含んでおります。
 
なのでミネラルウォーターなどを温め
ぬるま湯くらいになったら
塩を混ぜて生理食塩水を作って
鼻うがいを行いましょう。
 
このほうが刺激が少なくて
鼻うがいもやりやすいはずです。
 
あと気をつけてほしいのが、やりすぎ
鼻の奥にあるバリア機能を果たす部分の
障害を起こす恐れもありますので。
 

食を利用した花粉症対策

発酵食品
私が過去のサイトで記してきた中で
アレルギー反応を抑制させることに
期待が持てる食材が
いくつかありましたので
それを紹介いたします。
 
・すんき
すんきというのは
長野県の木曽地方にある食材で
ヨーグルトよりも乳酸菌が多く含まれている
しかも植物性乳酸菌なので
胃酸にも強くある程度
生きた状態で腸に届くという乳酸菌です。
 
乳酸菌Sn26というものが
アレルギーを緩和する
作用がある
と言われています。
 
・ブロッコリースプラウト
IgE抗体の話は
最初の方でしましたが
この数が増加することで
花粉症の引き金を作ってしまう
ということをお伝えしました。
 
ブロッコリースプラウトに
含まれるスルフォラファンという栄養素が
このIgE抗体の生成を抑える
とのこと。
 
・飲むヨーグルトとみかんの皮
みかんの皮には
ノビチレンという物質があり
花粉症によって生じた炎症を
抑える
と言われている。
 
次に飲むヨーグルトは
乳酸菌の一種である
βラクトグロブリンという
成分がみかんの皮同様に
炎症抑制に期待が持てる
と言われている。
 
みかん1個の皮を朝昼晩と3等分にして
ミキサーで撹拌し飲む
飲むヨーグルトは
1日に合計で450ml使います。
 
みかんは無農薬で作られたものを
選ぶようにしましょう。
 
・レンコン
レンコンに含まれている
ポリフェノールがIgE抗体を
減少させてくれる
とのこと。
 
乳酸菌の食材と一緒に食べるのもいい
そして甘酒もおすすめ。
 
甘酒とレンコンをミキサーに入れて撹拌
レンコンは皮ごとミキサーに入れましょう。
 

食べ物自体にも気をつける必要がある

前述しましたが、私達が生活する上で
食べ物というのは非常に大切なものです。
 
しかし、安全な食べ物というのは
実際のところほとんどないのが現状です。
 
あまり知られていないと思いますが
日本は世界でも有数の農薬使用国で
その順位は1位ともいわれております
さらに添加物の使用認可数も世界一。
 
最近ではグルテンの問題や
はたまた牛乳の問題もあります
(牛乳についてはいずれ記事にします)
 
私達は食で避けるものが多い
・食品添加物
・農薬のついた野菜や果物
・小麦など、グルテンを含んでいるもの
・遺伝子組み換え作物
・牛乳

などなど、これらと上手に付き合う
もしくは極力食べないようにする
ということも花粉症対策には大切なのです。
 

花粉アレルギー症状を抑える事に注目されているTレグ細胞とは?

花粉症に伴うアレルギー症状と
免疫細胞は関係していて
免疫細胞の中には攻撃細胞なるものがある
 
体内に花粉や化学物質が侵入すると
それを排出させようとして
免疫細胞の中の攻撃細胞が侵入したものに
集まってきて攻撃をします。
 
しかしその中には、攻撃細胞を
食い止める細胞も含まれている
それこそがTレグ細胞なのです。
 
ん?どうして異物を攻撃しているのに
止めたりするんだ?おかしいじゃないか!
そう思うのはごもっともです
どういうことかというと・・・
 
攻撃が一時的なもので済むのなら
Tレグ細胞が正常に働いているのですが
花粉症を患っている人はそうではなく
花粉や化学物質に対して
攻撃をし続けている、これは体が
過剰な防御反応を示している証拠でもある。
 
つまりTレグ細胞が少ない、もしくは
きちんと働いてくれていない。
 
Tレグ細胞は、例えば害のない花粉が
侵入してきた場合
『その花粉は害はないよ』
という情報を、攻撃細胞に知らせる
役割を果たしているのです。
 
Tレグ細胞が多いと、何らかの
アレルギー症状を起こす事が
少なくなるとも言われています。
 
そして、すごいなと思うことがあって
それは悪い異物と、攻撃する必要がない
異物を区別することができるというのです。
 
Tレグ細胞は免疫細胞の一種なので
花粉症のアレルギー症状を抑えるのは
根本的には、免疫力が大きく
関係しているということですね。
 
Tレグ細胞の特性を活かすために
現在、こんな治療法が行われています
それが舌下免疫療法というもの。
 

舌下免疫療法とは?まだまだ課題あり

舌下免疫療法というのは
例えば、あなたがスギ花粉が原因の
花粉アレルギーを患っているとしましょう
 
そして病院へ行き、舌の下に
ごく少量のスギ花粉エキスをつけます
ごく少量なので、免疫細胞の中の
攻撃細胞は反応しません
これが舌下免疫療法です。
 
毎日毎日、舌下に少量のエキスをつけて
段々と体にスギ花粉を慣れさせていく
こうすることで、スギ花粉のTレグ細胞が
徐々に増えていくと考えられている。
 
舌下免疫療法は、治療が始まって
数年経過しています、花粉症患者の
7割程度に効果があったと
言われていますが、残り3割には効果なし

 
おまけに効果がない人には
Tレグ細胞は減少している
さらに、治療期間が非常に長く
効果が現れるのは3~5年はかかるとも
言われており

まだまだ課題のある治療法でもあります。
 
現在記しておきたいことはここまで
また何か新しい情報がわかれば
掲載させていただきます
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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